台湾
「ついでの乗り鉄の旅」

2014年12月20日~23日

12月20日(土曜日)
8か月ぶりの台湾
今回もちょっと奮発してビジネスクラスにしてみました
4月は成田から桃園、今回は羽田から松山です


台中へ
今回は台中へ直行
台湾に住む友人たちに会いに行きます



台北駅で購入した、いつものお弁当
一つ60元位だから240円位かな
台湾の食べ物は安いです


台中駅構内
段ボールで作ったSLのオブジェ


台湾鉄道、在来線で彰化へ向かいます
彰化駅まで復興(各停)運賃で15元は60円位


彰化駅に到着、電車は韓国製の「EMU500形」


彰化駅から歩いて15分ほどで彰化機関区に到着
2012年12月以来2年ぶり、2度目の訪問です


 
今回は残念ながら、「CK101型」しかいませんでした
2014年に復活した「CT273型」(C57)に
会えるかと楽しみにしていましたが、残念


「S300型」(318)、アメリカ製の入換機関車
以前と同じところに駐機してるけど、動いてるのかな?


「DHL100型」(109)、新潟鉄工所製の入換機関車


「R20型(R66)、アメリカ製の本線用ディーゼル機関車


「E300型」(E305)の牽引する荷物列車

台中市内へ
台中市内はクリスマスムードで盛り上がってます


雑誌か何かの撮影会?、
台湾とか中国って、こんなん多いですよ



旧山線へ
12月21日(日曜日)
この日は台中に住む友人に車で
台湾鉄道旧山線(台中線)へ連れていってもらいました
旧勝興駅舎、1912年に建てられた木造駅舎


新勝興駅舎
1998年の廃止後に観光用として出来た駅舎


 
休日には、駅前広場では、大道芸などが行われます


みやげなどの売店


新駅舎からホームへ出た所


旧勝興駅の全景、結構長いホームが続きます


駅の南側にはトンネルがあります


おそらく、出発信号機


電動転てつ器、「KYOSAN」の刻印
おそらく日本の「京三電機」


1905年に建設された「開天隧道」
1935年の中部大地震でも
崩壊しなかったそうです、中は通れます


 
トンネル上部には、「開天」の文字と
後藤新平の文字が残ってます
※後藤新平 1857年~1929年 享年72才
岩手県出身の医師、元台湾総督府民政長官
初代満鉄総裁、初代鉄道院総裁
内務大臣、外務大臣、第7代東京市長など歴任


 
賑わう観光地で、犬もお昼寝


昼食、小さな食堂に入ります
台湾では普通にペットも同伴で入れます
友人の家族、愛犬「ニコ」(コーギー)


台湾では良くある事ですが、酒は外から持ち込みます、
台湾の人は食事中はあまり酒を飲まないからですかね
食べるときは食べ、飲むときはトコトン飲むって感じです



いつもの台湾ビール
真ん中の変わったビールは「いちごビール」
いちご味の甘いビール・・・・・失敗
観光地価格で少し高いです


 
三義郷の勝興駅から
龍騰断橋(りゅうとうだんきょう)へ
奥に見える鉄橋は
1938年に建てられた、旧西部縦貫線(1998年廃線)


龍騰断橋(りゅうとうだんきょう)
1908年、台湾総督府鉄道縦貫線として建造
1935年新竹・台中大地震で崩壊
1938年、奥に見える鉄橋に建て替えられました


新旧橋梁周辺は遊歩道があり
散策コースとなっています


崩落から107年経ち
木々にまとわりつかれ
自然界に回帰しようとしています


遊歩道にはレールが敷かれていますが
軌間が広すぎですね



台中市内へ
「香蕉新樂園」という、レトロなレストランで夕食です
店の前には東急車両製の客車が展示してあります。
残念ながら、改修中でした


店内は、車や調度品、看板など
昔の街並みを再現しています


台中駅へ
12月22日(月曜日)
ホテルからBRTで台中駅へ
彰化経由で台中港駅へ行きます
台湾BRT藍線は2014年6月から
台中駅から静宜大学間で試験運行が始まった
広い道路では完全な専用道路、一般車は走れません


電車のプラットホームのようなつくり


自動乗車券販売機、チャージ機
1年間は無料なので、今は稼働してしてません


入口の自動改札機、無料ですが
一応「悠遊カード」で入場、無くても脇から入れます


ホームゲート方式ですが
今は試験中なので開放中です


無料だからか、どこの扉からも乗降可能です


無料なので結構混んでいます
従前からの路線バスも並行して走っていて
営業妨害だと問題になっているようです
ハッキリ言って乗り心地は最悪
運転が荒すぎ、特にブレーキが・・・・


台中駅前周辺は道は狭いので
一般車と同じ道路を走行します


台中駅前の停車場は2台分の停車スペースがあります


台中駅前にはガードマンが配置されています

「BRT」の導入は政治が
大きく関わっているようで問題も多いとか
並行するバス路線や一般道の渋滞など
今年度には台中港方面へ路線が延長されるとか


台中港駅へ
台中駅から彰化駅経由で
海線の台中港駅へ向かいます
自強号運賃は高めの40元
それでも160円くらい


彰化駅構内
 「EMU300形」、イタリア製の通勤電車
1989年から運行開始


丸みの顔がかわいい
チョッパ制御だけど吊りかけ駆動方式


少しだけ流線型を感じさせる顔


インド製の客車が並ぶ
普快車は消滅したが荷物車で残る旧型客車



「E400型」(E405)牽引する客車列車
180年から輸入された電気機関車
走行速度130kmの高速仕様で登場
現在は「E200型」と同性能(110km)に
なっているそうです


彰化から台中港まで、「EMU500型」
区間車運賃で45元、180円くらい
台湾の鉄道は種別ごとの運賃なので
台中から台中港まで通しで買えません
なので、自強号の台中から彰化
区間車の彰化から台中港と別々に買います


ドアーの開閉は乗務員室ではなく
客室にあるスイッチで行う


台中港駅
1922年に甲南駅(1985年改名)として開業
1日平均43人の小さな駅、台中港線の分岐駅
1日平均乗降客数のわりには大きな駅です


構内北側(台北方面)に
台中港線(左)の分岐と
腕木式信号機が見えます


「E200型」の牽引する下り自強号が
台中港駅を通過していきます


構内の左すみに鎮座する
「腕木式出発信号機」


 
台中港から「R20型」牽引の
貨物列車がやってきました、
ここで、懐かしい「タブレット」の
受渡しが行われます


腕木式信号機と手動の転てつ器


駅から15分ほど行った陸橋の上から見た
「腕木式場内信号機」、先は港方向


台中港駅の腕木式場内信号機


台北へ
台中港から紗鹿の友人宅に寄り
台中から新幹線で台北までやってきました
夕食は台北駅前のホテル近くのラーメン屋
「銀座ラーメン」、経営者は台湾人だと思う、
テーブル上の写真が神戸・姫路城になってる
他にもでたらめが・・・


とんこつ味のラーメンと餃子
チャーハンの味はそこそこでした



帰国へ
12月23日(火曜日)
今日は帰国の日、
午後の飛行機なので
午前中は台北市内の観光へ
國父記念館、孫文の業績を讃え作られた記念館


 
國父記念館から見た「台北101」


1時間ごとに行われる衛兵の交代式は
絶対見る価値ありです


中山紀念堂
中華民国の初代総統「蒋介石」を
追悼するために建設された


上から見た広大な「自由広場」


中山紀念堂内の食堂で食べた昼食

このあとは
MRTとタクシーで松山空港へ、そして帰国
来年も台湾へ来るぞー!














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